​あらすじ

 

舞台は明治の日本。

主人公の美波旭(みなみ あさひ)は旧制高校の文学部の学生で、

学生寮に下宿している。

 

ある日、旭は下町の古本屋「そよご書房」で古ぼけた奇妙な一冊を手にする。

 

そよご書房では他人の「日記」を売買しており、

旭が手にした日記は自身の通う六嘉(りっか)高校のOBのものだった。

 

その日記の内容は不可思議かつ、猟奇的な事件の匂いをはらんでいた。

 

旭は日記に魅入られていく。

そこに現れた、「紙魚(しみ)」と名乗る謎の少年。

紙魚は旭以外の人間には姿が見えないようだった。

少年はその日記の「『読めない部分』を食べてしまった」と言う。

 

季節は秋、文化祭を間近に控え、

この日記の内容を学生演劇の題材にしようという動きが生まれ、

事態は急展開を見せる。

 

日記に隠された真相を解き明かす怪奇ミステリー

                              ×学生たちのドタバタを描くコメディー

六嘉高校

 

本作の舞台となる「六嘉(りっか)高校」は旧制高等学校(高等科三年制)の一で、

卒業と同時に最高学府への入学が許される、いわばエリートの集まりである。

大学予科的性格を持つことから、文科・理科に分かれ、

高い専門性をもった講義も数多く行われている。

六嘉高校は全寮制度を採っており、高校の東西南北にそれぞれ四寮が位置している。

そのため高校の周辺は商店などで賑わいを見せ、

六嘉高校の生徒が足繁く通う店も多い。

© 2017 © PigeonneBleue

  • White Twitter Icon